もったいないと親心の先にあるもの
表包みに使う和紙が美しすぎるときなど。。。
遊印はおろかエンボスする事も躊躇してしまう。
失敗したら悲しすぎる。
という想いの中には和紙が無駄になるというだけでなく、
そこにたどり着くまでの過程に自分が注いだエネルギー(時間も含め)も無駄になるという
自分の労力を惜しむけちな感情も多分にある。
そして、
それだけで既に美しく完結しているものに、
しつこく手を加えるのは無粋であるという自明の理。
充分納得の理由が三つもあるのに、
自分の子達の出番も作ってやりたいという親心を抑えられず、
わたくしは16年間でどれ程の工夫をしてきただろうと思う。
大げさだけど。
しかし恐らく。。。
その「もったいない」と「親心的愛」の積み重ねで今がある。
1枚残していた雲母摺りの和紙で作った紙幣(三つ折り)包み。
内包みに捺した遊印達で年始のご挨拶。
包みを開けた時に笑顔が広がりますように。
「もったいない」と「親心」を積み重ねてたどり着いた境地です。
そしてまた金曜日。^^
今週はどんな一週間でしたか?
今朝は雪がうっすら積もっていていました。
冷たい風はぴーぷーではなくごーごー吹いていますが、
陰極まって陽が兆してゆく事を信じて。
今日もここに来てくださって、
ほんとうに。。。ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。幸せな週末でありますように。
あたたかくしてね。^^
藤井あき乃