希望、徳、報せ
これは、雲母唐長 文様レターブックから「梅の丸」文様。
余すところなく使おうとするとこのカタチになりますが、
この縦細いカタチが気に入っています。
中には墨で染めた半紙を仕込んでふた重にしています。
以前もご紹介したことがあったかもしれませんが、
なかなか出番を作ってあげられない墨半紙(黒色です)にご登場願いました。
見えませんけど。
この封筒から。。。
いつも使う宇陀紙(生成色)の便箋が出てきてもいいなぁと思いますし、
少し紫がかった薄い鼠色で、ひらひらと透け感があるような便箋も素敵。
以前自分で染めた和紙でそういう感じの色の和紙がまだ残っていたはず。。。
と思いつつ。
雲母唐長 文様レターブックの「梅の丸」文様の説明書きにはこう書かれています。
梅の丸(うめのまる)
希望、徳、報せ
梅は、春寒の中に咲く百花のさきがけであり、希望を表わす文様。
梅という文字の起源は、祝詞を納めた器を木の枝に結いつけて神前に掲げ、神意をはかることを示すことから、神託を授かる依り代の意味があります。
梅の花を探しに出かけたくなります。
藤井あき乃