念願の赤へ

念願の赤へ

先週末にカートを出しました混色印肉を使っています。
細身の文香。
緑は4番と5番を使っていますが、赤い色はすべて赤6番です。

混色印肉に挑戦した理由のひとつは、
印泥(美麗)のようなきれいな赤色の印肉があったらいいな!でした。

朱肉。
という名前の通り、朱色から始まるのが朱肉ですので、
赤色よりであっても黄色よりであっても、
朱は朱。というベースの色は変わりません。

朱であることにもおそらく意味がある(多分。日本的には)と思っていますが、
紙遊び的には、
朱よりきれいな赤のほうが作品らしく見える。
固定観念に縛られている気もしますが、
朱色の印影だと認め印などの実用印的なイメージがどうしても拭えない。

ともあれ、^^
ずっと失敗続きだった赤色印肉ですが、
今回ご提供できた赤6番は、自分の中では今までで最も目指す赤色に近づいた色です。

並べて捺すと、印泥(美麗)とはやはり違っていますし、
まだ茶が強い感じはありますけど。

彩irodori朱肉の赤口と濃赤茶に比べますと、
朱も茶も大分抑えられているような気もします。

赤6番をベースにもう少し挑戦したいと思っています。

見通しよくいきましょ
藤井あき乃