【写真:夏の黒門(秋月) 撮影:バイクで旅しながら風景を撮る休日写真家M】
立夏から始まる夏
五月の爽やかな風を潜り抜けて、
しっとりとした雨の季節へ。
そして体力勝負の暑い夏。
【写真:夫婦滝(阿蘇) 撮影:バイクで旅しながら風景を撮る休日写真家M】
いみじう暑き昼(ひる)中に、いかなるわざをせむと、扇(あふぎ)の風もぬるし、
氷水(ひみず)に手をひたし、もてさわぐほどに、
こちたう赤き薄様(うすやう)を唐撫子のいみじう咲きたるに結びつけて、取り入れたるこそ、
書きつらむほどの暑さ、心ざしのほど浅からずおしはかられて、かつ使ひつるだにあかずおぼゆる扇もうち置かれぬれ。
【枕草子 一八三:新編日本古典文学全集(小学館)】
「夏」の本柘植遊印
1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
在庫あり
遊楽の印(ゆらのいん) 「夏(なつ)」の本柘植遊印10.5ミリ角印材使用 1,700円(税込1,870円) …
【写真:夏の黒門(秋月) 撮影:バイクで旅しながら風景を撮る休日写真家M】
立夏から始まる夏
五月の爽やかな風を潜り抜けて、
しっとりとした雨の季節へ。
そして体力勝負の暑い夏。
【写真:夫婦滝(阿蘇) 撮影:バイクで旅しながら風景を撮る休日写真家M】
いみじう暑き昼(ひる)中に、いかなるわざをせむと、扇(あふぎ)の風もぬるし、
氷水(ひみず)に手をひたし、もてさわぐほどに、
こちたう赤き薄様(うすやう)を唐撫子のいみじう咲きたるに結びつけて、取り入れたるこそ、
書きつらむほどの暑さ、心ざしのほど浅からずおしはかられて、かつ使ひつるだにあかずおぼゆる扇もうち置かれぬれ。
【枕草子 一八三:新編日本古典文学全集(小学館)】