白い和紙を色づけて

17㎝×25㎝の白い手漉き和紙(杉原紙)でできることの続き。
今日はぽち袋。
紙をおもとめいただいた方へ、
ほんのきもちギフトでおつけしている「ぽち展開図」通りの仕立てです。
17㎝×25㎝の和紙から2枚分のぽち袋(13㎝×24㎝)をとり、
残った端紙には色をつけてみました。
結構上手にできたので、嬉しくなって香包み用に準備していた和紙にも塗る。
途端に自分を抑えられなくなるが、
今日中にやるべき事を強制的に思い出し、のろのろと片付ける。
心残りとはこういう心境。
杉原紙は一枚だと少し透け感があり(それがよいのだけど)、
中身が丸見えというのもな。。。と
薄い桃色の端紙を挟んでみた。
丸くちぎった桃色の和紙を内側から貼るのもよいかも。。。
と思ったけど、
かわいくなりすぎる感じもあり直線タイプを使った。
もちろんこれでも中身は透けるが、
三つ折り紙幣は簡単に半紙で包み収めるとよいです。
ところで、
新しくなったお札を見るたび、ずっと違和感があると思っていたら、
漢数字が上の方に追いやられてしまったせいだと今更気づく。
千円とか五千円
と刷られていた位置に
1000 5000
とあり、違和感はこのせいかと思う。軽い。
意味があってそうなっているのだろうと思うけれども、
すべてのことが、浅く薄くつるんとした感じなってゆくようで、
己自身のこともその度に省みる。
よい機会がたくさん転がっていて感謝する。
さて金曜日ですね。
いまちょうど。。。
磨り硝子を通してでも直視できないほどの夕陽が差し込んでいて、
きれいです。
まだオレンジ色にはなっておらず、
少し乳白で明るくあたたかな光につつまれた夕刻。
今晩は上弦の月。
今週はどんな一週間でしたか?
今日もここにきて下さって。。。ほんとうに
ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。
しあわせな週末でありますように。
藤井あき乃