潤む月と春の宵

麦の穂カート準備になかなかたどり着けませんが。
「シンプルに」を意識してぽち袋を作ってみました。
紙紐はあった方がよいのか?
つけるとしたら何色がよいのか?
もっている紙紐を全部置いてみて焦げ茶色に決める。
なくてもよい。
気もする。
が、
このこたちには水引より紙紐。
ということには迷いはない。
使用した紙は機械漉き和紙「雪」※。
焦げ茶色の紙紐は、
あまり好みでなかったピンクの紙紐を濃ゆーく染めたものです。
さて金曜日。
時計を見るともうすぐ午後7時。
夕陽は見えなくなったけれどまだ明るい。
西の空にオレンジ色を残しながら、見える早さで透明な紺色の帳がおりてゆく。
こういう時間を宵というのだろうか。
宵を辞書で調べてみると、結構曖昧なことが書かれている。
日が暮れてしばらくの間とか、日が落ちて暗くなったとき。
夜になる少し前などなど。
夕陽が見えなくなったら、
明るくても日が暮れたというのかしら。
今年もさくらが散って、
もうしばらくは潤む月が美しい春の宵。
今晩は小望月の空。
今週はどんな一週間でしたか?
今日もここにきて下さって
ほんとうに。。。ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。しあわせな週末でありますように。
藤井あき乃