向こうに見えて手前に見える

向こうに見えて手前に見える

数をこなそうとすると乱雑を極めてゆく机上。
こんな場所で美しいものを作ることができるのか?
ふと我に返って上から眺めると思う。

様々なものが手の届くところに集まってきていて、
作業スペースが異様に狭く、やりにくいったらありゃあしない。汗
ずぼらな人の炬燵周りみたい。

文香の拡大写真です。

文香 工房蓮
「桜」本柘植遊印を、自分で混色したくすんだピンクで捺し、
「感佩(かんぱい)」本柘植遊印と「さくら花びら」本柘植遊印は、
「彩irodori 濃赤茶」朱肉の深く濃い赤で捺しています。

この子のポイントは、
「桜」が中央で少し後ろに下がってぼんやり背景に見え、
「さくら花びら」が、手前でくっきりと舞っているところ。

説明しなくてもわからなければ、あまり意味がありませんが。
多分
わかってはもらえないだろうと思い、
言いたかった。己の努力。


ところで、
「彩irodori」朱肉についてお知らせがございます。
今までエコ缶でご提供してまいりましたが、
カラー朱肉「白」「緑」「藍」と同じアルミ缶に詰めてもらえることになりました。

中身は「彩irodori」朱肉ですが、容量が半量位になり、
カラー朱肉と同じ価格で販売致します。

準備が整いますまで、今しばらくお待ちください。

見通し良くいきましょ
工房蓮 藤井あき乃