風
麻の葉遊印と梶の葉遊印を少し重なるように捺してみました。
いい感じ。^^
と、思いますがいかがでしょうか。
ここ数日「風」について色々なモノを辿りながら考えています。
出発点は、「風涼し」という季語から。
「風」がついた季語ってたくさんあるよなぁ。
あたりまえかぁ。
と思いつつ、
なぜ当たり前なんだろう。。。そういえば、
風流とか風情、風韻、風雅とか。。。
俗でない事というか、雅びな事を表現する言葉に「風」がついているのはなぜだろう。
と、思います。
以前通っていましたコーディネーションアカデミージャパンで、
秋篠野安生先生が、
「風情を敏感に感じ取るには、風を友にしているかどうかにかかっている」
と仰っていていらして、
改めてテキストを読み返すと、
風を見た人はいないけれど、
日本人は確かに風が存在していることを五感で感じてきた。
「風を肴に一献傾ける」など、生活の営みや、音や匂いを運んでくれる風を友としてきた歴史がある。
とあります。
そうだよな。
と思う。
昨日とは、風が変わって、季節が移ったことを知る。
という事も確かにある。
日本人独特の感性なのでしょうか。
他の国の人もそうなのかな。
尋ねてみたいなと思う。^^
機嫌よくいきましょ
藤井あき乃