杜若と霞の箋と香

杜若と霞の箋と香

自作の混色朱肉。。。ブルーグレイの朱肉ができました。^^/
「霞」本柘植遊印を捺しているのがそのブルーグレイの朱肉。

青でもなく水色でもなくくすんだ感じの青系の朱肉を作りたくて、
試行錯誤していましたが。
なかなか思う色にならず放置していたら、よい感じに。^^
この色をキープしてほしいものです。

使った朱肉は、
国産朱肉(青)に国産朱肉(白)を混ぜ、
様子を見ながら赤系の朱肉を足します。
赤系の朱肉はほんのほんのほんの!ちょっとです。

黒肉をお持ちの方は黒肉をちょっと足してもよいと思いますが。
もちろん黒肉を使う場合でもほんの!ちょっぴり。

「吉日」遊印は、やはり自作の混色朱肉「グレー」を使っています。
「杜若」遊印は、彩irodori「濃赤茶」です。

最近は、箋づくりが楽しく、あまりストックを作らず(いつも作っていませんが。笑)
ちょこちょこ新しいパターンを作っています。

朱肉の種類が増えると、
同じ遊印を使っても、今までとは違って見えて嬉しい発見です。

これは、箋に使っている和紙も関係していると思いますが。

半紙には半紙の、
手漉き和紙には手漉き和紙のよさがあり、
和紙と朱肉の組み合わせによって印影の色や質感が違って見えますので、興味は尽きません。

朱肉の混色。。。楽しいです。^^

見通し良くいきましょ
工房蓮 藤井あき乃