朱肉で水玉模様を作る

朱肉で水玉模様を作る

数年前によく使っておりましたステンシルスポンジで
和紙に大きな水玉柄を入れてみました。
以前と違っているのは、全て朱肉を使っているところ。

ローズピンクの水玉は自分で混色した朱肉ですが、
画像でオレンジ色に見える水玉は、「黄朱肉」単色で捺したものです。
この「黄朱肉」なかなか使えます。^^

梅が枝」遊印は、かわいらしく「赤茶朱肉」単色で捺し、
好日」遊印は、「緑朱肉」をベースに
「黄朱肉」や「濃赤茶朱肉」「白朱肉」などを混ぜて作った「黄緑朱肉」で捺しています。

このステンシルスポンジで作る水玉模様は、
コツもいらず、「色」さえあれば手軽に水玉模様を作れます。

ステンシルスポンジを強く紙に押し付けるともっとまったりと色がつきますし、
撫でるようにかすったり
ぽんぽんおしたり、
紙の上で軽くくるくる回したりしても、
いろんなカスレ感がでて、それなりにサマになります。^^

和紙自体に水玉模様をつけておくと、
その和紙を使ってぽち袋や封筒、便箋も作ることができますし、
葉書や桐箱にも直接捺せて結構楽しく遊べます。^^

下の画像は、水玉模様半紙バージョンで作った折形です。



今日は終日煙るように雨が降っています。
仕事場の窓からは、いつも眺める山の稜線は見えず、
グレーに塗りつぶされた空間にただ建物の輪郭だけが見えます。
グレーの部分も空ですが。。。
山とか海とか空とか雲とか。。。含まれていない景色はなんだかひどく無機質な感じです。
雨音だけが「生きて動いている世界」。

金曜日ですね。
今週はどんな一週間でしたか?
来週で睦月も終わります。

真冬の寒さと春を感じる温かさと。。。
日々の気温差に翻弄されますが、
皆さまどうぞご自愛を。。。
今週もここに来てくださってありがとうございます。
工房蓮 藤井あき乃